[珍念読書おぼえがき]ルーヴルの猫(松本大洋)

‪書店で偶然みつけた『ルーヴルの猫』(松本大洋)を読みました。やっぱりいいなあ、松本大洋。今度パリへ行ったらきっとルーヴルに行って『アモルの葬列』の前でいるはずのない猫を探してしまいそうだな、などと、さむくてくさい世を生きる酒場のおやじは妄想しています。

『陰翳礼讃』

‪『陰翳礼讃』を読んでました。光と闇のあわいを相当見事に美意識にまで昇華させてきた日本人。弊店の照明もいっそキャンドルだけにしてやろうかと思いましたが、地下の狭い店内に小さな炎がいくつもゆらめいているんじゃ落語の『死神』だと思ってやめました。谷崎先生ごめんなさい。

酒場には霞草が案外似合う。

‪季語としては春になってしまうのですが、テーブル席に霞草を置きました。のんびり一杯やるには、案外いい雰囲気を醸し出してくれます。むさ苦しい店主とのギャップとも併せてお楽しみください。#珍念#霞草#bar#千駄木#谷中‬

‪もう一杯飲めとは言はず霞草    珍念‬

まったり燗酒、いかがですか?

‪しんしんと冷えてきました。珍念では山口の『雁木』岡山の『多賀治』高知の『南』など、燗でもいける銘酒をご用意しております(すべて1杯600円)。まったりと温まりたい方、お待ちしております。深夜0時まで営業中です。‬‬

‪ふと入りし店の燗酒こんな夜は 珍念‬

行ってきました、三の酉。

昨日行ってきました、三の酉。
しかし鷲神社にはすでに大行列が! なのでお隣の「酉の寺」へ。こちらは空いていてすぐにお参りできました。参道に同じ苗字の熊手屋さんを発見、晴れて珍念最初の小さな熊手をゲットし、家路についたのでありました。

三の酉けふは搔きよせられにゆく 珍念